私が考える目標には、必ず「どんな」と「何のために」という2つの要素が含まれます。たとえば、「部長に昇進したい」という人がいたとします。その場合は、「どんな部長になりたい」のか、「何のために部長になりたい」のか、と考えてみるのです。すると、「部下に愛される部長」になって、「人に信頼されたい」などという、より深い部分の自分の願いが浮き上がって見えます。
つまり、この人にとつて本当に大事なことは、より意欲的に仕事をしていくために「部下に慕われ、信頼される人になる」ことです。そこが達成されていれば、実は部長になるかどうかは、大きな問題ではありません。逆に部長になつたとしても、先の2つの要素が達成されていなかったら、仕事がやりやすくなることもないでしょうし、幸せを感じることもできないはずです。単に「○○したい」という目標には、その人を伸ばす要素が何ひとつ含まれていません。それどころか、「部長になる」とか「結婚する」という形だけに縛られて、それができなかったときは、ひたすら敗北感でいっぱいになってしまうでしょう。私はニキビケアとダイエットを立ち上げたときから、誰もが望んでいる質の高いサービスを、誰にでも手が届く料金で提供する、究極のサービスを常に達成したいと思っています。それは、社会やお客さま、社員、そのご家族、ニキビケアとダイエットに関わるすべての人と喜びを分かち合うためです。