よく「次は何店舗に広げることが目標ですか?」などと聞かれますが、そんな目標は私にとっても会社にとっても何の役にも立ちません。「質の高いサービスを低料金で提供」し、「すべての人が幸せになる」。このク究極の目標″がかなえられたとき、おのずと店舗数が増えるという結果がついてくるだけのことなのです。
また、日標にたどりつく道は一本道ではなくて、実は四方八方に枝分かれしています。つまり、昨日歩いていた道と、今日歩いている道が違ってくることもあります。私たちは同じような毎日の暮らしの中で、昨日の自分も今日の自分も何ひとつ変わっていないと思ってしまいがちです。でもそんなことはありません。自分を取り巻く環境が明日にはガラッと変わつてしまうことも、心に何らかの変化が起きることだってあります。ですから、その歩みの途中で目標の「見直し」をすることも必要です。「結婚したい」という目標を持っている人を例に、お話ししていきましょう。ずっと結婚したいとだけ思っていた人も、「どんな」「何のために」と考えてみたら「明るい家庭を築いて」、「幸せに暮らしていく」ために結婚したい、などという本来の目標が見えてきます。
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